設立趣意│被災者向け住まい探しのポータルサイト 仮住まいマッチング

設立趣意

 3月11日東日本大震災は、地震、津波、原発事故という三重の大災害にて東北地方太平洋側の広いエリアで未曾有の国家的危機をもたらし、3万人にも及ぼうという数多くの犠牲者・行方不明者を出しています。また、被災者の生活は、無数の避難所から損壊した家屋まで様々で、食料・医療・燃料等の不足、寒さやプライバシーの問題など過酷な状況が続いています。

 このような状況に対して、国及び自治体では、被災者が安心して暮らせる場所を提供するため、公的住宅ストックの活用や旅館等の借上げによる一時避難場所の確保や、仮設住宅の建設による中長期の居住場所の確保等を進めています。しかしこれらの対応によって確保しうる「仮住まい」は、現状の被災者数に対して十分に数が足りておらず、また被災者が希望する被災地周辺での確保は難しいのが実情です。

 こうしたなか、NPO等の民間の団体が被災者向けに仮住まいを提供するといった動きが全国的に見られてきており、公的な仮住まい提供の取り組みの量的・質的な不足を、多少でも補うことができるものとして期待ができます。またこれらの取り組みの中には、受け入れ側の地域の多様な支援情報を提供したり、ホームステイ形式によりホストファミリーが被災者の生活をサポートしたりと、入居後の生活支援が充実しているものもあり、より安定した暮らしが得られるということも期待されます。

 しかしながら、これらの取り組みは、インターネットを活用した情報提供や、電話での問い合わせ等に留まっているところが多いため、十分に被災者のところに届いていない状況がみられています。また、被災者に直接対応する自治体等の相談窓口でも、被災者の置かれた状況やニーズにあった適切な移転先等の紹介が困難となっています。

 こうしたことから、この度、これらの民間によって提供される仮住まいと被災者とをつなぐサポートを実施することを目的として、『東日本大震災被災者向け仮住まいマッチングポータルサイト』の運営などの支援の取り組みを実施する実行委員会を設立することとしました。ポータルサイトは単に関連する情報を集約・発信するだけではなく、被災者の移転先等へのニーズの把握及び受け入れを申し出ている地域への伝達、あるいは、受け入れを申し出ている地域に対する情報発信支援等にも寄与することを目指しています。

 この取り組みを実施することによって、多くの被災者に少しでも安定した暮らしを提供することができれば、数多くの英気を蓄えることとなり、地域の復興への弾みになるのではと考えています。

東日本大震災仮住まいマッチングプロジェクト実行委員会

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Person Finder (消息情報): 2011 東日本大震災

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